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点心料理教室

企業向けオンライン点心教室|市販の皮で小籠包づくり体験

2025.03.24

日々の出来事 点心料理教室

先週実施したオンラインでの「なんちゃって小籠包レッスン」のご報告です。

今回は通常の点心教室ではなく、企業様からのオファー(凸版印刷労働組合様)による、初心者向けのオンライン(Zoom)レッスンでした。
休日の昼間、なんと60名様以上のご出席!それぞれのご自宅からご参加いただきました。

小籠包は、誰でも一度は作ってみたいと憧れるもの。ただ、生地を捏ねて伸ばす工程がハードルになります。
そこで今回は、市販の餃子の皮を使って作る“なんちゃって小籠包”をテーマにレッスンすることに。
実はこの市販の皮、つるっとした食感でとても美味しいのです。

もうひとつのハードルが、じゅわっとあふれ出すスープ。
通常は「煮凝り」を時間をかけて作るのですが、今回はゼラチンを使い、誰でも簡単にできる秘密の方法を、特別にレッスン内でご紹介しました。

材料もできるだけシンプルに。
いつもの硬派な「ここくらふと点心教室」とは全く趣向の異なる、カジュアルでやさしいレッスンです。

今回は、視聴型ではなく、参加者の皆さんにも実際に手を動かして小籠包を作っていただきました。
画面越しでうまく伝わるか不安はありましたが、凸版印刷の皆さまは非常に真剣に取り組んでくださり、質問も多く出て、集中されていた様子が伝わってきてとても嬉しかったです。
お子さまやご家族と一緒に参加された方も多く、全体としてとてもアットホームな雰囲気でした。社風なのでしょうか、私のほうが温かい気持ちにさせていただきました。

レッスンは1時間半ほど。材料の確認から始まり、ゆっくりと進行しました。
講師の手の動きを皆さんに伝えるには、カメラにちゃんと映っているかが重要。
包む場面では、自分の手元ではなく正面のテレビモニターに映し出されたZoom画面を見ながら作業をしました。

機材の心配もあったり、終始早口なご案内になってしまったりと反省点は多々ありますが、
最後に小籠包が無事完成し、皆さんと記念撮影できたのは本当に嬉しい瞬間でした。初めてなのに、皆さんとても上手に出来ていてびっくりです!

さて、こちらの写真は講師が作った“なんちゃって小籠包”ですが、市販の皮でもこのように穴をあけることができます。
実際のレッスンでも“穴あき”の包み方をご紹介しましたが、最終的には「閉じればOK」なんです。

凸版印刷労働組合様では、こういったイベントを定期的に開催されているとのことで、
今回の参加者プレゼントは、セイロ2個に鍋用の受け皿、ビールまたは中国茶、そしてラード!なんとも豪華な内容でした。

特にラードは今回必須の材料であることをご理解いただき、ご用意いただいたことは本当にありがたく、恐縮しております。
セイロがあれば、もういつでも点心が作れますね。素晴らしいです。

さすが大手企業様。組合員の皆さまがうらやましい限りです。
きっと、運営をご担当された役員の皆さまは、日常業務とは別に、準備のご苦労も多かったことと思います。
それでも、こうして楽しく学びや交流の場を提供されている姿勢に、心から敬意を表したいです。

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4月のレッスン、春の2色餃子

2025.03.19

お知らせ 点心料理教室

1枚で2つの色の生地。不思議でしょう? どんな風に作るの?と思った方、後ろの金太郎飴のような生地がヒント。

先日4月以降のレッスンを色々上げたのですが、なぜかこれだけ申し込みがまだ無い。。。

というわけで、今年はビーツパウダーで鮮やかに色をつけてみて、包みも変えて、今日は写真を撮り直してみました。

どうでしょう?

けっこう工作要素が濃くてコツが要りますが、生地伸ばしがめちゃめちゃ面白い、この不思議生地。

中味は、白身魚をふわっとした餡にしてさっぱりヘルシー。

もう一品はマーブル調生地のさくら饅頭です。お楽しみに。

オンライン教室配信の機材セッティング

2025.03.17

日々の出来事 点心料理教室

昨日、外部企業様向けにオンライン点心教室を実施しました!
そのレポートは後日お届けするとして、今回はオンラインレッスンを行うための機材セッティングについてご紹介します。

オンラインレッスンをやってみたい方の参考になれば嬉しいです。


 

【1】俯瞰カメラ(ソニーα)– 手元作業を映す

 

👉 肉をこねる、餡を包むなど、手元の細かい作業をしっかり見せるために使用。

  • カメラ:ソニー α
  • 設置方法:カメラ用ポールで固定し、真上から撮影
  • メリット:高画質で、作業のディテールがよく見える
  • 課題
     ✔ オートフォーカスが効きにくい(手を伸ばして調整が必要)
     ✔ 低くすると、他のカメラの視界を遮る

🔌 配線のポイント

  • HDMIケーブルは長めを使用(高所設置のため)
  • 充電ケーブルは短めのものが多いため、スタンドにコンセントを吊るして対策

 


 

【2】横からのカメラ(ソニー VLOGCAM) – 調理全体の動きを撮る

 

👉 包丁で切る、混ぜる、成形するなど、調理全体の流れを撮影するために使用。

  • カメラ:ソニー VLOGCAM(専用の短い三脚付き)
  • メリット:背景が自然にボケて、料理が引き立つ
  • 課題
     ✔ 俯瞰撮影が多くなるため、せっかくのVLOGCAMの出番が少なくなりがちだった。もっと使えるように考えたい。

 


 

【3】正面カメラ(ソニー サイバーショット)– 講師を撮る

 

👉 講師の顔や全体の雰囲気を映すために使用。

  • カメラ:ソニー サイバーショット RX100(ちょっと古いタイプ。普段は家族が使用しているものを拝借)
  • 問題点:HDMI端子が三脚のネジ穴と干渉するため、通常の三脚が使えない
  • 解決策:スマホ用の三脚(上下ホールド型)を使用し、HDMI端子を確保。ただし、本来はスマホの俯瞰撮影用のスタンドで高さにも限界はある。

💡 通常はスマホを使用するが、充電と映像出力が同じポートなので長時間の配信には不向きだったため変更。


 

【4】スイッチャー&モニター – 複数カメラの切り替え

 

👉 3台のカメラ映像を切り替えて、最適なアングルを配信するために使用。

  • 機材:スイッチャー(Blackmagicdesign Atem Mini Pro ※最大4台のカメラ入力に対応))
    モニター(アンディシネ ANDYCINE A6 PLUS ※タッチスクリーンタイプ )
  • 操作:ボタンを押して、カメラ1・2・3を切り替え
  • モニター:カメラ映像を確認するために、Atem Mini ProからHDMI出力

🎯 ポイント

  • 映像の切り替えは手動なので、どこでどのカメラを使うか事前にプランし、事前に操作に慣れておくとスムーズ
    モニターなしでも切り替え可能

 


 

【5】パソコン(ZOOM配信用)– メイン配信機器

 

👉 ZOOMを立ち上げ、配信を行う。スイッチャー経由の映像を受信し、資料共有や参加者の管理もここで操作。

💻 役割

  • Blackmagicdesign(Atem Mini Pro)で切り替えたカメラ映像をPCで受信し、ZOOMに送信
  • ZOOMのビュー(スピーカービュー / ギャラリービュー)を状況に応じて切り替え
  • 資料共有のため、パワーポイントを適宜操作

💡 PCは富士通 LIFEBOOKを使用。これまでさまざまなメーカーを試してきたが、堅牢性で一番信頼できると感じる。

🛠 課題

  • 配線が多く、整理が大変(実際、飛び越えている…😅)
  • 料理作業中にPC操作が多くなるので、なかなか忙しい。
  • 特に細かいZOOMの操作は、リモコンがあると便利かもしれない。

📺 ZOOM画面が小さいため、さらにパソコンの画面をテレビモニターに出力し、大きく表示して対応。

 


 

【6】テレビ(モニター) – Zoom画面を大画面で確認

 

👉 パソコンのZOOM画面を50型テレビに映し、作業の確認や参加者の様子をチェック。

📺 機材:シャープ AQUOS 50型

  • メリット
     ✔ 他の参加者の様子や進捗状況がよく見える
     ✔ 自分の調理作業や手元の動きを確認しやすい。(包む時は自分の手元を見るのではなく、モニターを見ながら包みます)
  • 今回は50人以上の参加だったため、ギャラリービューを多用し、参加者の状況を逐一確認するには大きなテレビモニターは便利。

 


 

【7】パワーポイント(資料共有)

 

👉 補足説明用のスライドを作成し、途中で使用。

📌 注意点

  • 「発表者用ツール」はOFF推奨(ZOOMの映像出力と競合する可能性あり)

 


 

【8】マイク – 音声のクリアさを確保

 

👉 ワイヤレスマイクを使用…のはずが?

  • 予定では ワイヤレスマイクをBlackmagicdesignPro経由で使用
  • しかし、本番で電池切れ!(リハしすぎた…)カタログスペックでは使用に耐えるはずが。
  • 結果、PCの内蔵マイクで対応(意外と問題なく聞こえた)

💡 ちなみに、対面+オンラインのハイブリッドレッスン時は、生徒達の声も入るようにテーブル用のスタンドマイクも設置


 

【9】まとめ

 

🎯 オンラインレッスンのセッティングで気をつけること
カメラ3台の設置と配線整理が大変!(特に電源&HDMIケーブルの長さ)
慣れていても、設置には最低30分必要
スイッチャーを使う場合は、どこで切り替えるか事前にプランし、操作を練習
パワポの「発表者用ツール」はOFFにする(画面共有のトラブル回避)

🎤 実際にやってみて…
イベントは本来、映像・音声・カメラ・進行など複数のスタッフがいて成り立つものなので、すべて1人でこなすのはクオリティ的にも大変
とはいえ、オンライン配信はカジュアルで手作り感があっても成立するので、それはそれで良いのかなと思います。

また、どんなに準備をしても、思い描いた通りには進まないことがしばしば。
オンライン配信にトラブルはつきものですが、視聴者側も意外と寛容なので、何が起こっても慌てないことが大事。

何よりも重要なのは、機材よりも配信の内容そのものですね。

📌 補助金について
今回の機材は、2021年の事業再構築補助金を活用して揃えたため、自己負担は2割程度。
とはいえ、申請や報告書の煩雑さは想像を超え、今後も事業報告が続くため、時間的負担は相当なもの。
補助金はありがたいですが、手続きの手間を考えると「良し悪し」だと思います。

ちなみに、経済産業省との取り決めで、補助金で購入した機材は「オンライン配信目的」でしか使えません。
テレビモニターが設置されていることで、NHKが受信料の支払いを幾度となく求めてきますが、当然ながら断るしかありません(笑)😅

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企業の点心レッスン

2025.02.17

日々の出来事 点心料理教室

千代田区の企業の皆さまが、レクレーションとして点心レッスンにお越しくださいました。総勢11名と、通常は5人までの少人数のレッスンとしていますが、今日だけは2倍以上の大人数となりました。

今回は、手打ち水餃子とアマレットの杏仁豆腐風を作りました。水餃子は、生地を手打ちし、豚挽肉・葱・生姜の餡を包んで仕上げます。杏仁豆腐風は、アマレットを使った簡単レシピですが、それなりにしっかり作れる一品。どちらも点心入門編として、時々開催しているレッスンです。

終始和やかな雰囲気で、どちらかといえば「チームの交流」といった趣き。試食では点心とビールもサービスし、楽しい時間を過ごしていただきました。

私自身、会社員時代のチームビルディング研修を思い出しました。最初は気乗りしなくても、やってみると意外と楽しいもの。そんな体験を提供できていたら嬉しいです。

2024年 点心おせちのご案内

2024.11.21

お知らせ 点心料理教室

点心おせち

2024年 点心おせちのご案内

おせちに点心って⁉
聞き慣れないかもしれませんが、ここくらふと点心教室ならではのアイディアが詰まった特別なクラスです。

点心を中心に、和のおせちをアレンジしたスタイルで、毎年大人気のクラス。

点心だけでも、陳皮牛肉団子、四喜焼売、湯葉巻腸粉、桃饅頭など珍しいアイテムをたっぷり習えるうえ、おせち特有の和の飾り切りや盛り付け技術まで総合的に学べます。

「おせちってちょっと苦手…」という声を聞くこともありますが、それは市販品に対する誤解かもしれません。本来、おせちは手作りするととても美味しく、まったく別物なんです。料理のすべてが詰まった手作りおせちの魅力を、ぜひ知ってください!

昨年のクラスの様子はこちら:
https://www.instagram.com/p/C1gLVyIJ4n8/

開催日時:

  • 12月10日(火)、14日(土) 12:00~

対象:中級以上
※中級クラスのお申し込みがお済みの方であればご参加いただけます!
「難しそう」「おせちは初めて」という方も、協力して作りますので安心してお申し込みください。

詳細・お申し込みはこちら:
https://coubic.com/cococraft/4394694#pageContent

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特別教室(胡椒餅)

2024.11.12

点心料理教室

今日は特別教室で、胡椒餅と生姜風味の牛乳プリンのレッスンでした。

胡椒餅は人気の台湾点心。この饅頭のような、パンのような、パイのような不思議な生地が魅力的。酥餅(中国パイ)、膨張生地、煎り焼生地と、3つの生地技術を使うので、冷やしたり、発酵させたり、時間がかかります。中に入れるお肉は豚肩ロースと豚バラ肉で、お肉やさんで16ミリに挽いてもらいます。その餡を、たっぷりの葱とともに包むので、あふれんばかり。

そんな大変なレッスンも、今日はベテラン生徒さんたちで軽々とこなします。

牛乳プリンは、ゼラチンでなく、卵白で固めるので、味はまったり、ふわふわプルプル~なんです。生姜味のシロップをかけるのですが、かけるだけでプリンが壊れそうになるくらい繊細なのです!

点心料理教室は週に2,3回実施していますが、抜粋して時々紹介しています(余裕をもって写真を撮った時だけ)。今日は私も一緒に胡椒餅と牛乳プリンを試食の際にいただきました。まったりモード。生徒さんも、ビールを飲んだり。

この教室は試食の時にクラフトビールが飲めるのが、他の教室とは違うところです。もちろん試食のときのお茶はついてきますが。

そういや、試食の時のビールのお代を頂戴するのを忘れてしまうことが時々あって、今日も忘れて帰られました(笑)(笑). ブルーべりーヴァイツエンでリラックスモード。だいたいみんな帰ってから気が付いて、大慌てモードで連絡がきます。まあちょっとの金額なんで、次回没収するから大丈夫です(笑)。

特別教室は熱心に取り組まれる生徒さんが多くて、本当に頭が下がります。そこで、あれを作った、これを食べた、なんて話も色々伺います。すごい熱量と情報量ですね。いつも圧倒されています。一回限りの単発レッスンで、楽しんでいかれる方が多いので、ぜひ多くの方にご参加いただけると幸いです。

https://coubic.com/cococraft

 

 

計量の誤差について

2024.11.05

点心 点心料理教室

点心の生地作りにおける水の計量誤差について書きたいと思います。

餃子などの点心の生地レシピでは、水をml表記にしているケースが多く見受けられます。水なので容積表記は正しいと言えば正しいのですが、当点心教室では粉はもちろん、水も基本的にスケール(重量)でグラム単位で計量しています。

ml表記のままでも、スケールで量っていただければ問題ありませんが、レシピがml表記になっていると、つい計量カップで量りたくなるのではないでしょうか。

計量カップは便利なものですが、目で目盛りを合わせるため、どうしても誤差が生じます。一般的には約5%程度の誤差があり、100gの水の場合、95g〜105gになることがあります。

餃子などの点心の生地は、水の量が1〜2g違うだけでも仕上がりに影響します。もちろん、気温や水温、湿度、さらには製粉メーカーやロットによっても差が出ますが、だからこそ基本の計量は正確に行い、気温や湿度などの条件に合わせて1〜2gの微調整を行います。この微調整も含め、スケールでの計量でないと難しいです。

もし「生地作りがうまくいかない」と感じている方がいらっしゃれば、水をグラムで計量してみると活路が見いだせるかもしれません。

なお、餡の調味料については大さじや小さじなどの容積表示でかまわないと考えています。

計量スプーンや計量カップの発明は、女子栄養大学の創設者である香川綾さんによるもので、家庭料理を手軽にし、料理のレベル向上に大きく貢献しました。もしすべてがグラム計量だったなら、ここまでさまざまな料理が普及しなかったかもしれませんね。水の計量

初心者むけ「手打ち水餃子&簡単杏仁豆腐風」クラス

2024.11.01

お知らせ 点心料理教室

気軽に楽しむ!初心者向け「手打ち水餃子&簡単杏仁豆腐風」クラス🍸

11月11日(月)開催!誰でも参加できる一回限りの初心者向け特別クラスです。お仕事帰りの時間帯に、点心づくりの楽しさを気軽に体験してみませんか?


★やさしい点心入門!手打ち水餃子&簡単杏仁豆腐風デザートを作ります★

  • 水餃子作り:シンプルなひき肉餡を包んだ手打ち水餃子にチャレンジ!皮を伸ばすコツや包み方も丁寧にお伝えします。難しいヒダ作りは必要なし!ご家庭に麺棒がなくても、ラップの芯で代用できるので安心です。
  • 簡単杏仁豆腐風デザート:アマレットリキュールを使って、まるで本格的な杏仁豆腐のようなとろけるデザートに挑戦します。驚きの簡単レシピで、初めての方でも気軽に作れます。

さらに、特別な試食タイムにはレッスン以外の点心とお好きなドリンク(アルコールまたはソフトドリンク)付き! 初心者クラス限定の特典です。

どなたでもご参加いただけます。 ぜひこの機会に点心づくりの楽しさを味わってみてください!

お早めにご予約ください!

お申込みはこちら https://coubic.com/cococraft/419437#pageContent

 

点心アフタヌーンティレッスン(10/19)

2024.10.20

お知らせ 点心料理教室


点心アフタヌーンティレッスン、お疲れ様でした。

11品目慌ただしかったですが、分担して集中して、台湾カステラをはじめ、素晴らしい出来でした。簡単ななんちゃって点心も作ったり、色々な料理のレッスンでした。

初回で心配だったので、早くからのご来店お手伝いをお願いしましたが、ありがとうございます、感激です。

忙しくて出来上がりが遅くなり優雅なアフタヌーンティとはなりませんでしたが、モクテルを作り、試食を召し上がっていただきました。ビールを注文し、そのままディナー営業に流れ込む生徒さんも、、

反省点活かし、翌々週の平日アフタヌーンティはもっとブラッシュアップしたいです。

キャパが少ないため、予約開始の際は日付の変わる深夜からのご予約をした生徒さんもいらっしゃり、色々ご面倒おかけしました。また近々開催したいと思いますので今回参加できなかった方もぜひご参加ください。よろしくお願いします‼

老麺スコーン(試作3回目)

2024.10.10

点心料理教室 老麺

アフタヌーンティーレッスン用老麺スコーンの試作、第3回目!

今回はオリエンタル風の黒ごまスコーンを試作しました。もちろんオリジナルレシピです。中華テイストを取り入れ、老麺(発酵生地)の活用をテーマにしています。

英国式の伝統スコーン作りというよりも、老麺ならではの特徴をスコーンでどう引き出すかが今回のポイントです。しかし、スパッと型抜きして理想的な腹割れにもこだわりたくなります。今回の試作では20個焼いた中で、満足のいく仕上がりは約5個といったところです。

今回は高さ1.5cmで生地を抜いてみました。老麺を使うと生地がしっとりと重くなるため、大きめにすると軽さが失われがちです。ミニサイズにすることで、よりサクサク感が出るのが特徴です。しかし、理想の腹割れスコーンにするには、生地を抜く高さはやはり2~2.5cmほどがセオリーでしょうか。老麺では難しいところもありますが、サクサク感を引き出す秘訣があります。

目指すのは、パンとクッキーの中間のような食感です。老麺特有の膨張感や乳酸菌由来の酸味が、スコーンに独特の食感と旨味を加え、絶妙な味わいに仕上がります。

一昨日焼いた試作品は料理教室の生徒さんに味わっていただき、今日の焼きたてスコーンも、来店されたお客様やスタッフに試食していただきました。最近はディナータイムにいらっしゃる生徒さんも増えており、試作品について直接ご意見をいただける機会が増えています。ご友人や同僚を連れて来られる方、生徒さん同士でいらっしゃる方、お一人でゆっくり楽しむ方など、さまざまな形で教室にいらしていただいています。

試作品をお試しの際には、ぜひ忌憚のないご意見をお聞かせください(コース受講中の生徒さんにはささやかながらお食事の割引特典もございます)。

料理教室