明日は19:30より貸し切り&値上げの件
◎明日12月1日19:30より貸し切りとなります。何とぞご了承願います。
◎そして値上げのお知らせです。大変心苦しいご案内ですあG、原材料の高騰により、12月より順次値上げをしてまいります。
ここ1年でほとんどの食材、アルコール飲料の値上げがありました。点心の生地に使う小麦粉などもそうですが、特に値上げが著しいのが、エビと油(サラダ油)。
当店では全品店内手作りで作っております。たとえば焼き餃子なら、餡を作って、生地をうって、伸ばして包む作業が必要です。50個でも1時間は必要です。しかも化学調味料を使わない分、様々な食材や調味料が入っていきます。これまで価格は据え置きでやってまいりましたが、手間暇をかけている分、厳しい状況です。
質の高い点心を提供し続けていくためにもご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
点心教室の予約方法が変更になります(Coubic)
点心教室ですが、予約サイトをクスパからCoubic(STORES)に変更にいたしました。
また通常の初級、中級、上級のコースについては、回数券をご購入いただく方式としました。以前より初級は事前のお支払いでしたし、受講内容が変わるわけではありませんが、どのコースも事前払いとなります。Coubic会員登録をすると、自分で好きなクラスを選べ、変更キャンセルもご自身でできるようになります。
まだサイトの変更に気が付いてない方も多くいらっしゃるようです。コースが途中になっている方についてはこちらで回数券を付与する作業を行っております。
不明点がありましたら、遠慮なくお尋ねください。
ウェストコースト キャンプファイヤーストーリーズ
焼き小籠包

本日のメニューに焼き小籠包登場。饅頭に使うフカフカの生地で、肉餡と煮凝りを包みまして蒸し焼きします。煮凝りは豚の皮を二時間煮だしたコラーゲンたっぷりのもの。お肌もプルプルになりそう。
youtube channelでも作り方の動画はあげてます https://youtu.be/7BbxQPDY1mk
(お店の商品は少し作り方は違いますが)
チリプラウンロール

近頃、料理の再現というか、パクリというか(笑)、外で食べて美味しかったものを、再現するのを楽しんでおります。担々麺を食べまくって、しびれと辛味を研究してしつこくまかないで出してみたり。
よくシンガポールやタイのお土産でいただく、プラウンロールはスナック菓子として人気がありますが、これを春巻きでおつまみ風に作ってみてはどうだろうかと。再現というか、脳内妄想に基づいて作るというか。辛いチリプランロールです。
ひき肉炒めて、たたいたえびを加え、塩、こしょう、オイスター、砂糖、ナンプラー、自作のレッドカレーペースト(なんちゃって)などを加える感じです。
春巻は1/4に切り、いつもと同様に巻きます。ミニ春巻きであろうとも、料理教室でもやっているように両脇をしっかりと押し込むのがポイント。カラッと揚げたら、なんとなーく、プラウンロール!!
お通しでも時々出していきたいと思います。

■レッドカレーペーストは売ってないので、自分で作ってみました(写真)。
唐辛子(粉)、にんにく、しょうが、パクチー、カレー粉、クミンシード、干しエビ、干しエビの戻し汁、を、フードチョッパーで細かくします。
いいかげんな辛いレシピができましたが、手軽な材料で作れました。
炒飯
スタッフが、自分の賄いを作る、と五目炒飯を作りました。
「家で作るのとは味が違う~」とご満悦のようでした。
バイトと同様に、私も同じ材料で家で炒飯を作ってもなかなかうまくできません。いくら、ここくらふと特製ねぎ油を使おうとも。
やはり、火力が重要です。強力な強火でないと、同じに仕上がりません。センサーで勝手に火力自動調整してしまうタイプなどは、いまいちですね。
家で作る炒飯のコツは、
・できる限り強火にして、キンキンに中華なべを煙がでるまで加熱する。
・鉄のフライパンを使ってください。コーティング加工はNG
・ご飯はできるだけレンジ等であつあつに温めておく
・炒め始めたら一気に短時間でいためる
・フライパンは必ず振る。
・最後に自家製ネギ油を回しかける
美味しいのができたら教えてください!
ここくらふとの炒飯はきわめてシンプル、えび、叉焼、卵、ねぎ、しいたけの具。調味料は、塩、こしょう、しょうゆ、ねぎ油だけです。このシンプル炒飯を気に入ってくださるお客様が結構いらっしゃるので、皆さん、ずいぶん舌が肥えてるなーと思います。(普通の炒飯のように旨み調味料は入っていませんので)
家庭で焼餃子をおいしく作るコツ
家での焼餃子づくりは定番メニューの人も多いのではないでしょうか。
その場合のコツなどを書いてみます。
1.皮
もちもちした皮がいいけど、でも手打ちは面倒くさい、という場合。市販の皮は、餅粉入りのものを使うと比較的もちもちしておすすめです。
2.白菜、キャベツのどちらを使うの?
ジューシーな餃子を作るなら、絶対に白菜です。
確かに春はキャベツ、冬は白菜、と旬のものを使いたいものではありますがここは我慢。
よく絞った白菜を具に入れると、調味料など液体をよく吸って留めるのでジューシーになります。
ここくらふとでは、干しエビの戻し汁や、酒、しょうゆ、ごま油などの結構な量の液体が入りますが、白菜がよく吸ってくれます(もちろん、よく捏ねたお肉も吸いますが)。肉汁も吸って留めるようです。
以前、テレビで白菜とキャベツで餃子を作ったときのジューシーさを実験するのをやっていましたが、白菜に軍配が上がっていました。中国の餃子も必ず白菜を使います。
3.エビ系を入れると味にコクが出ます。
ここくらふとでは、干しエビのみじん切りと戻し汁を入れてます。干しエビがない場合、むきエビなどを刻んで加えても美味しいです。むきエビ、イカなどもいいでしょう。
4.餡はその日のうちに包む。一晩おかない。
餡はその日のうちに包みましょう。一晩おくと、調味料を吸いすぎて肉の味がダレて少し酸味がでてきます。また、どんなに絞っても野菜から水が出てきてしまうので、味が劣化していきます。早めに包みましょう。もし包んだ餃子が余ったら、そのまま冷凍しましょう。
5.蒸し焼きしたら最後は強火で
フライパンで蒸し焼きにしたら、最後は強火にして、周りからごま油を回しかけます。これだけでパリッとして、香ばしさが出てくるので、グレード感アップします。
★他にも色々ポイントはありますが、あとはお店で聞いてください。
昆布だしで簡単ポタージュ
ランチで作っていた昆布だしスーブシリーズ。
・ストックしておいた昆布だしで簡単に。
・野菜は冷蔵庫の中にあるもので何でも。(玉ねぎは必ず入れます。じゃがいもなど根菜も。)
◎今日は家庭用にサラッとしたレシピで。
【スープカップで4~5杯分】
玉ねぎ…1個
キャベツ…2枚
じゃがいも…大1個
昆布だし…500CC
牛乳(または豆乳)・・・300CC
塩,白こしょう・・・適宜
ベイリーフ(なくてもよい)
サラダ油・・・大さじ2(バターを混ぜても)
1.玉ねぎ、キャベツ、じゃがいもは適当な大きさに切る
2. 鍋にサラダ油を入れ加熱し、1を加えて炒める
3.しんなりしてきたら、昆布だし、ベイリーフを加え、くたくたになるまで弱火で煮る(10分位)。
4.火をとめ、ベイリーフを取り出し、ハンディフードプロセッサーを鍋に入れてすりつぶす。(またはミキサーなどで粉砕する)
5・牛乳を加え再度加熱、火を止め、塩こしょうで調味する。
※もっとどろっとした感じがよければ、野菜を増やし、昆布だしを少な目に。
※もっともっとどろっとした感じがよければ、2のときに、薄力粉を加え(大さじ2-3位)ルーにする。
※出来上がりはパセリや生クリームをトッピングしても。
※まろやかで上品な仕上がりにするならシノワで濾す。
自家製ラー油とねぎ油
ねぎ油とラー油は自家製です。定期的に作ってます。
ねぎ油は点心ではかなり万能調味料です。
餃子など小麦系の手打ちの皮には香り付けに必ず使います。中の具である餡もほとんどの点心に使います。
炒飯の香り付けには欠かせません。これを使うことで、化学調味料を使わずにすみます。「奇跡のチャーハン」と命名されたことも(!)。
そのため、日々使う量が多く、自家製にしたほうがコスト的にもリーズナブルですし、なんといっても香りが市販のものとは比較になりません。
サラダ油にねぎの青い部分としょうがを入れて煮るだけですので簡単です。ここくらふとはたまねぎも入れますが、にんにくは入れません。
ラー油はご存知、卓上調味料として、餃子を食べるときに、酢じょうゆに加えていただくもの。
やっぱり、自家製は香り、風味が違います。辛さも調整できます。ここくらふとはあまり辛くはないです。
ラー油は料理にも使います。ネギチャーシュー、水餃子のたれなど辛味を出したいもの。
作り方はねぎ油に似ていますが、ごま油を使います。ごま油に葱、しょうが、にんにく、花椒等を煮て作り、最後、漉した熱々のねぎ油をジャーととうがらしにかけてできあがり。
家で簡単に作れますし日持ちもします。ぜひご自宅でオリジナルを作ってみることをおすすめします。
昆布だしのすすめ
昆布だしはとても便利な食材で、ここくらふとでもランチ(現在休業中ですが)で提供するスープは昆布だしを使ってました。
お味噌汁や和のスープだけではなく、洋風のスープであったり、コンソメ替わりに昆布だしを使って十分においしいです。
本当にコンソメスープを手作りするのはとても時間がかかることですし、かといって、市販のコンソメキューブは化学調味料が入っていますし、人工的な味が気になります。
そういったときに昆布はとても便利。なぜなら
①乾物なので、保管に便利。②だしの取り方が簡単。③体に優しい。④マイルドで様々な料理に合わせやすい
といった理由からです。野菜と合わせると、相乗効果でもっといいだしになります。
かつおだしも乾物として優れたものと思いますが、昆布ほど用途は広くないですね~。
ここくらふとでは、野菜のスープ、ミネストローネ、ポタージュ、ビシソワーズ、ガスパチョ、レンズ豆のカレースープ、、、昆布だしベースで色々作りました。
お蔭さまで、食べログのレビューでも、「ランチのスープはコンソメベース」とのご評価をいただきましたが、一切コンソメは使ったことはありません。
今後、毎日の料理に便利な昆布だしのスープなど、ここでご紹介していければと思います。
なお、昆布だしは、水筒などで一晩つけておけば、とても簡単です。 野菜をいためて、昆布だしを加えて、塩コショウするだけで、結構なスープになりますよ。
一晩つけておくの忘れちゃった、というときも、沸騰したお湯で10分ぐらい煮出せば、簡単ですね。もう面倒、いくつも鍋を使いたくないってときは、野菜をいためた後に、水と昆布を加えて、そのまま圧力鍋で、2-3分加圧、で簡単野菜スープ、という手抜きバージョンもおすすめです。