数日雨が降り市ヶ谷の街路樹の桜は少し散ってきてますが、まだ大お客様のお話によると千鳥ヶ淵はOKらしいです。
というわけで桜の時期はてんてこ舞いで、一気にビールが入れ替わり案内がおいつきません。
昨日開けたのは
金しゃち アルト、
ベアレン トラッドゴールドピルスナー、
箕面 ペールエール
そして今日は、「West Coast Brewing ジョイライド」を開けます。
開新製法ホップYCH30は、シトラ、シムコーの生ホップを瞬間冷凍し凝縮したペレットを使用。これでずいぶんスペックがましましになるらしく、オレンジや松脂、香草の香りに、メロンやグレープ風味も加わる、というもの。わくわく。
メーカーからの紹介ノートが長すぎて、Chat GPTに相談してメニュー表のコピーをわかりやずく端的にまとめました(笑手放せないパートナーになりつつあります
2月28日のお知らせ
さくら点心セット2023
今年のさくら点心セットは、春の味覚と桜色をふんだんに。
さくら色の不思議2色のひらひら手打ちもち米焼売/にらとイカの手打ち蒸し餃子/さくら香港焼売/ふきとえびの春巻 そして、六甲のさくらエール。
今年のさくらエールは少しビターですね。 ビールはパイントに変更もできます
ウドと牛肉の手打ちワンタン。いつもより皮は薄めで軽い感じ。
牛肉は濃厚な甘味に、ウドが爽やかで苦味のアクセント。ソースはベルギーエシャロットで煮込んでこれまた濃厚
これにペアリングするなら、美山錦の入った重くも爽やかな志賀其の十。またはガージェリースタウトをおすすめします
本日3/13臨時休業します
にらまんじゅう
志賀高原其の十、伊勢角屋ねこにひき、富士桜インペリアルピルスナー、などなど入れ替わり、
本日のメニューは、手打ちにらまんじゅう。にらまんじゅうの生地は透明なもちもちの浮き粉だけの場合と、浮き粉に小麦粉を加えたサクサク感をプラスしたハイブリッドなバージョンがあり、今回は後者。
外の黒板は重要なので、最新情報のアップデイトと、誤字脱字のないように、文字はきれいに、と思いますが、いつも間違いがあってキイイイーッとなっとります。
胡椒餅と牛乳プリン

心躍る志賀高原ビール訪問記!
冬は、内地屈指のパウダースノーと極上のクラフトビールを存分に楽しめるのが志賀高原。今年はさらに、志賀高原ビールの醸造所、会社も併設の玉村本店ギャラリーにも足を運んでまいりました。先月の半ばに伺ったときの訪問記です。
玉村本店ギャラリーは、観光客も訪れやすい渋温泉のそばにあり、長野県の有名な芸術家さんの素晴らしい作品の数々(絵や掛け軸その他)が展示されています。
その中には過去に受賞した志賀高原ビールの展示もあります。
またシックで落ち着いた雰囲気の中、ビールカウンターもあり、美味しい樽生ビールなどがテイクアウトできます。お土産ビールや日本酒も色々あります。
さて一通り、展示の見学を終えたところ、社長のご厚意で工場見学をさせていただくことに!!!
スタッフの北条さんのご案内で回ります(いくつも棟があって大きい)
最初のビール棟は、山伏やイチローズモルトの樽を使ったビールなどを熟成させる棟でした。
木樽が並び、地元のブルーベリーやラズベリーを使って熟成されるという、とてもユニークな商材。
次に、大きな15トンタンクが並ぶ天井の高い工場を見学すると、モルトを粉砕し、下のタンクに届けている姿を見ることができました。
使用後のホップ。これは農作物の畑のこやしになるそうです。捨てるところがない。
そして、私たちがよく知るビールが、たくさん熟成中なのだろうと想像するだけで、ワクワクします。
そして、ビール棟ではたくさんの種類を効率よく生産するために、新たにタンクを増やしたというお話を聞きました(発酵前のタンクのことだったかな、よく覚えておらずすみません)。
日本酒の工場棟も、その規模の大きさに驚きました。もともと日本酒の会社ですから。
醸造業務だけでなく、近隣の畑でビール材料のホップやお米を作ったりと、農業まで手がけていらっしゃいます。忙しくて大変でしょう、と伺ったら、北条さんは「朝は早いけど夕方18時に仕事が終わるのでうちはホワイトです」とキッパリ。
ここのブルワリーのラインナップは、ベーシックなビールからユニークでオリジナルな山伏のものまでとても幅広いです。しかし、ただ流行りに振るのではなく、志賀高原らしい硬派さがしっかり根底にあって素晴らしい。そういったビールに対する考えは「ゆるブル」という名の志賀高原ビールのブログなどでも垣間見ることができます。
そのブログは社長が書いておられ、使われているイメージ写真もすべて社長が撮影しているとのお話を北条さんから伺いました。
しかもビールのほとんどのレシピは社長が考えているとかでとにかく面喰いました。そのリーダーシップに、スタッフの方々がついていって一致団結しておられるんだなあと感心した次第です。
社長やスタッフの方々ともお話をさせていただきましたが、彼らの情熱に触れ、ビールファンの志賀高原ビールに対する想いが一層深くなりますね。
ぜひ、タップテイクオーバーをやりたいので、東京においでの際はぜひお越しいただきたいと懇願したのですが、最近はコロナ渦もあって全くおいでになっていないそうです。。。
うーん、しかし!!良いアイディアがあるので、ぜひ、ここくらふとでの志賀タップテイクオーバーのイベントを実施したいと思っています。
ホテルに帰った後は、夕食会上でDPAを生でいただき、そして部屋では、お土産で購入したTAKASHI ICHIROのスタウトと、美山錦の無濾過生原酒をいただきました。
さて、志賀高原ビールの直営店といえば、スキー場の一ノ瀬エリアにテッパルームとスノーモンキーパークの近くにあるファームハウス。両方行くとがっつりいただけますよ~。
(ぞういえば、以前、昼にファームハウスに行って夜にテッパルームに行ったら、料理長に一日2回もありがとう、と丁寧にごあいさつされたことがありました。どこまでも飲むんかいって。志賀だからです!)
残念ながら今年はテッパールームは平日の昼間はお休みだったようなので、ファームハウスだけ伺いました。料理のおいしいレストランで人気ですので予約が必要です。
料理とビールに舌鼓。スノーモンキーもあった~♪ 菖蒲のミヤマブロンドも良かった。他もいろいろ。料理はパスタやピザや、塩こうじのから揚げなど。2時間1本勝負で(最終の新幹線があるので)
ここでもお土産用のビールのボトルがあります。選んでいたら店員さんが、6本で買った方が箱が付くから持ちやすいですよ。。と、上手ですね~。ここまでもまた図々しくも名刺を差し出してしまいました。
長文になってしまいすみませんが、志賀愛が伝わりましたでしょうか。ここくらふとは小さい店ではありますが、開店後7年経ちましたので、思い切って今回初めて玉村本店へご挨拶させていただいた次第です。温かくお迎えくださり、ありがとうございました。
2/28★7周年イベントのご報告
ここくらふとも無事7周年を迎え、今回は珍しくワインイベントを2月28日実施しました。テーマは「屋台点心とワインの極上マリアージュ」。
講師にワインエキスパート大滝恭子さんを迎え、密度の濃いレクチャーを実施していただきました。2部制で開催し、たくさんのお客様でにぎわいました。本当にありがとうございました。
そして写真のお花は、料理教室の生徒でもあるお客様からの手作りの贈り物のもの。ありがとうございます!!。
さて、ワインエキスパートである大滝先生からのお話は気さくに楽しく始まり、惜しみなくたっぷり、まるで授業のようにワインのイロハを教えてくださいました。なのに・・・開催中写真を撮るのを忘れてしまい、特にレクチャー中の先生の写真が無いっ(ごめんなさい)。
こんな素敵な先生です。
そこで後から送っていただいた写真で様子をご紹介します。
グラスは二つ用意して。みっちりお勉強。テイスティングやペアリングのポイントについては資料をお配りし、パワーポイントを使って大きなモニターに映し出し、大滝先生は丁寧に説明をしていただきました。うんうんうなづき、熱心にメモを取る方も。
ワインはスパークリング(イタリア)、白(ハンガリー)、ロゼ(山梨)、赤(スペイン)を提供、そして、先生からは特別にシェリー酒(オロロソ)の大サービスも有りで、テイスティングを行いました。シェリーは実は中華にはよく合うということで、紹興酒を彷彿させる味わいでもありました。
個人的にはハンガリーの白は、ほのかな甘味と、独特の口当たりがよく(オイリーというそうです)が好みで、皆さんからの評判がよかったですし、ロゼはきれいな色で見ているだけで夢心地。それに先生の話がさらに美味しさをプラスしてくれて、格別なワインの楽しみ方です。そして、料理とのマリアージュも充実します。
料理は台湾の屋台点心がテーマなので、ドサっと大皿で。もちろん全て店内手作り。
干し豆腐の和え物や、豆乳を使った台湾の朝ごはん、鹹豆漿(シェントウジャン)などを前菜に、その後は、葱油餅や手打ち蒸し餃子や排鶏(ジーパイ)をどんどーんと出し、
オーブンから出したての胡椒餅など!
マリアージュはこんな感じで素敵な写真が送られてきました。
このロゼがとてもきれいな色。
胡椒餅のスパイシーな味や、濃厚なお肉には赤ワインがぴったり合いました。スペインのファンヒルというもので、酸や、果実味、タンニンも感じ、絶妙なバランスの味わいでした。
そして、今回のサプライズは、デザートのペアリングをなんとビールで。ブライトブルーブリューイングの「ティーパーティ」という紅茶のエール。
なんとBBB醸造所から菊地望さんが登場!!。ビールのレクチャーもしてくださり、これにはみんな大喜び!
自家製のパイップルケーキと湯圓にペアリング。アールグレイの香りがふわっと漂い、軽さの中にモルティさもある。紅茶は、醸造の時と、醸造後に2回投入するんだそうです。だからここまではっきり味が出るんですね。
早くも、山梨への工場ツアーに行きたいという声も出ています!
最後に大滝先生に花束贈呈。(泣いてるわけではありません)
「先生にも一杯どうぞ!」盛り上がってます。
出席された皆様、ありがとうございました。大滝先生も素晴らしいレクチャーをありがとうございました。イベント中はたくさんの不手際がありましたが、皆様の寛大さに感謝感謝感謝です。これからもよろしくお願いします。