台湾レポート
先日、弾丸で台北に行ってきました。点心としては台湾も見逃せないのでご報告。
小籠包はどこでも人気があります。その他の餃子も皮は手打ちであることが多く、こだわりを感じます。
小籠包は上海が発祥の地ですが、台湾と上海の違いは、概して台湾の方がよりスープが多く、たぽたぽの状態であると思います。
台北おすすめのお店
小籠包をはじめとして点心おすすめの店。鼎泰豊などは人気の店舗ですね。今回は行きませんでしたが、東京とはまた味が違うし、リーズナブルですし、おすすめの店です。
今回行った中での、おすすめのお店としては、
観光バスが着けるぐらいの店で日本人率が高いですが、それはさておき、ここの点心は全体に味は優しくて大変気に入りました。
ベジタリアン点心のお店ですが、ほんとに素晴らしい。アイディアも見た目もグッド。すべてが野菜のみです。魚や肉のエキスは一切入らないですし、当然、化学調味料はなし。
食べた瞬間感じるちょっとの物足りなさがベスト!素材の良さをふんだんに味わえるのです。感動的です。素材としては、タロイモを特長的によく使ってます。
揚げワンタンにはバジルが入っていたのも新鮮でした。香辛料の使い方も参考になりますね。
量も少ない単位なので助かります。他ではどこも多くて8個が普通でしたので。
そして、チャーハン。野菜だけのチャーハンですが、チャーシュっぽく見えたのは、台湾でよく使う乾燥豆腐(豆腐千糸)かなと思いました。かなり美味です。
W台北の31Fで、ロケーションが最高です。夕刻からだと、夕焼け空からネオンの街の眺めと両方楽しめます。ちょっとだけお値段が張りますが。
ここは台湾料理と広東料理をモダンにミックスしたレストランです。
昼は点心が出ますが、夜は点心はありません。有名なのは北京ダックです。
ちょっとしたアペタイザーも、見た目も味も素晴らしい。香辛料の使い方もGOODです。
窓からの周囲の眺めも抜群。
おすすめパイナップルケーキ
台湾というとパイナップルケーキですが、色々食べた中でおすすめは間違いなく
です!現地のお友達に教えてもらいました。
生地がクッキーのようにさくさくしたおいしさ、パイナップル餡の甘酸っぱさ、すべてが絶品です。生地はフランスのエシレ村の発酵バターを使っているそうで、だからこんなにおいしいんですね。
一般の土産店やデパ地下ではなかなか見当たりませんが、三越の1Fで売ってました。桃園空港にも店舗があるようですね。
東京にも支店があるようですが、味は日本ナイズしてあるとのことです。
自分でも作ってみたいなと思いますが、生地は餃子よりも難しいかもしれないですね。
他にも色々紹介したいことはあるのですが、とりあえずここまで。
パクチーを食べよう
昨日スタッフが接客したお客様の中に、パクチーハウスというレストラン(移動式)をされ、パクチーの伝道師のような方がいらっしゃったとのこと。
確かに緑色のシャツをお召しになってましたが、全部がパクチーデザインだっとか。頼んだメニューも、パクチー餃子と、水餃子(パクチーがトッピング)。ELLE a tableのパクチー特集を読んだ際、ここくらふとを知ったとか。
そっかあ、パクチーモヒートもお勧めすればよかった・・!。でもビールがお好きのようですので。
さっそくスタッフとホームページもチェックしたら、パクチーのうたもあるので、その素晴らしさにびっくりしてまいました。もっとパクチーを食べようという気分になりました♪♪
スティーブ・ヒンディ 「クラフトビール革命」
昨日、お客様がおすすめの本をご紹介してくださり、購入するときの情報用にと、カバーだけおいていかれました。ありがとうございます。大切なカバーなのに。
ブルックリン創業者のスティーブ・ヒンディ著のクラフトビール革命。小規模ブルワリーがいかにUSでビジネスモデルを確立していくか、というお話が満載のようで面白そうです。
Kindleで読みたいなーと思ったところ、原書「The Craft Beer Revolution: How a Band of Microbrewers Is Transforming the World’s Favorite Drink」があったので、ぽちっと衝動買いしてしまいましたが、読めるのでしょうか(笑)
ガージェリーナイト、ありがとうございました!
昨日のガージェリー中、天候の悪い中おいでいただき誠にありがとうございました。大いに盛り上がりましたね。
ビアスタイル21の別所さんがガージェリーのビールのことをいろいろお話いただき、大変勉強になりました。今回はプロジェクターを使ってパワーポイントでご説明いただくという新しい試みでやってみました。暗い店内の中一生懸命メモをとっている方もいるくらいいい話でした。外から見るとまるで貸切のような店内に見えたかもしれません。
利き酒テストをやる予定だったのですが、ボトルビールが完売してしまったため、できませんでした(笑)。ガージェリーのボトルは瓶内熟成で、酵母の量をたくさん入れていて、瓶内の酸素を食べてなくなってしまうため、品質を長く保てるのだそうです。なんと賞味期限が3年です。グラスについだ一杯目はそのままの味を楽しみ、二杯目は下におりがたまっているので、それを混ぜてお召し上がりください、とのことです。まるでワインのよう!
ボトルも非加熱ですので”生”なのです。熟成の味わいを楽しめてまた面白い。ガージェリーの樽スタウトとボトルのBLACKは味が違います。ボトルの方がホップを3種類加えてあってビターです。ボトルのWHEAT(ウィート)はヴァイツエンになりますが小麦麦芽は10%とのことで、また独特の味わい。特にビールの「スタイル」にはこだわっていないということで、単純にスタウトともヴァイツエンと分けてしまうのは違うな、とも確かにおもったわけです。
昨日はお客様にも別所さんにも感謝の思いで一杯です。無事2周年を迎えることができました。スタッフにもビールをどうぞ、とご配慮いただき、誠にありがとうございました。この1年もまた頑張っていこうと思います。素敵な年になりそうです!
メイキング・オブ・おせち
今日の市ヶ谷は閑散としてます。お店は休業ですが、お店をあけておせちを作りました。注文いただいた方に明日お渡しするからです。
煮物は別々に炊きました。これが一番大変かも。長芋の亀甲煮は形が悪いだけでなく煮過ぎてしまいました、味はいいですが。
黒豆の赤ワイン煮は薄口に仕上げました。クリームチーズも合います。鮭の南蛮漬けは中華風です、野菜に埋まってますが、鮭はちゃんとたくさんあります。
くわいはこの時期でも都内の百貨店だと購入できますね
右側はりんごかん。このあと、梅花型に抜きます。やっぱり大好き。
タッパーウェアに入っています。タッパーウェアの時短レシピは便利ですが、お節のレシピは時短でないほうがいいです。手間ひまかけて作ります。
人参の梅花煮。これは切るのがちょい面倒。コツを覚えれば簡単です。1年に1回なので、コツを思い出すのに時間がかかりますが(笑)
写真はありませんが、大根もちは、けしの実をつけて蒸し、松風焼き風に。いつものチャーシューも作りました。昆布しめなどのお刺身は冷蔵庫の中。
あとは紅白なますと、伊達巻と、クリームチーズのサーモンの巻。ほぼトンネルの出口が見えてまいりました。
さて、お節のおすすめ本は「有元家のおせち25品」。料理研究家 有元葉子さん著。”お節には和食のすべてがある”とその書で語っていた言葉。お節に対しての思い入れがとても気に入っていています。この本のレシピをすべて作るわけではないですが、感銘を受けます。おすすめ
ほ
ここくらふとより、グルメサイトについて
7月より食べログの店舗有料会員から離れます。
有料会員の場合、店舗側が提供した写真をサイトに大きく貼ることができますし、予約専用電話番号というのが割り当てられたリします。お店側から色々なキャッチコピーを掲載することもできます。
今まで、サイトで見たビールサーバーの写真が印象的で、と言ってお店に来られた方もいたので、プロに撮ってもらった写真だけにちょっと惜しいようにも思います。が、グルメサイトではなく、当サイト(cococraft.info)に、しっかりと掲載してますし、あくまで、メインはこちらのサイトとして、今後もSEO対策をはかりながらやっていきたいと思う次第です。
もちろん、グルメサイトとしては、ホットペッパーの有料会員はこれからも継続しますので、情報発信は続けますし、ホットペッパー上でのウェブ予約もできますので、どうぞご利用ください。
(実は食べログは2月に退会するつもりが、期日までの申し出が遅れ、抗議も虚しく、半年も自動更新となってしまってました。先日、ホットペッパーでは更新期日の際に私のハンコが無く担当者との間でちょっとした騒ぎになりましたが、認め印がないと更新手続きできないホットペッパーの方が良心的と思います。)
さて、食べログに関しては、昨秋の点数リセット騒動や、最近ですと、うどんが主食さんの接待疑惑、など色々と首をかしげるような話題に事欠かない場所だなと思ってました。
食べログは、独自のアルゴリズムで、より多くの、しかも信憑性の高いと”思われる”投稿をしているレビュワーに点数の影響度を多く与えるといった、採点システムを取られています。
食べログ側は常日頃から、3.5以上の点数は店として一定の評価ができ、かつ、独自のアルゴリズムを用いることで点数の正当性、信憑性を高くしている、との主張をしているのようです。が、採点なんて遊びのようなことに複雑なシステムを用いる必要性があるんでしょうか。
仮に100件も書いたとしても点数への影響度ゼロ。なので、せっせと回数と長文で稼ぐ中身のないレビューばかりが増えていく、といった現状は、レビュワーを舐めた残念なシステムとしか思えません。(あくまで消費者側の意見です)。
個人としても、もう食べログで店を検索することはありませんし、店としても、書き込みに関してはあまり気に留めていません。書いていただいて申し訳ないですが、そういうスタンスです。
もし、何か書いてくださるというのであれば、FacebookやGoogle、Trip Adviserの方が嬉しいかなと思うこの頃です。
さてさて、突然話が変わりますが、近日中に、えちごビールのFlying IPAの提供開始をいたしますのでお楽しみに。
東京市ヶ谷にダンディなお客様
昨日、ここくらふと始まって以来、一番ダンディと言っていいお客様がお見えになりました。
「おいしかったです!」
「嬉しいー!ありがとうございます!」
「こちらこそ・・」
なんと小学5年生にして、このダンディでオトナでハキハキとした受け答え。
「彼女はいるの?」
「えー、いるわけないでしょー」
そのあとしばらくして、私のところにやってきて
「実はね、気になっている子がいるんだー」
まあ!!
「よくお話するの?」
「いや、あまり・・・」
「もっと積極的にいかないと」
「えー・・」
「じいじに、教えてもらえばいいのよ」
じいじとばあばでお見えになったのでした。じいじ・ばあばといっても若いので、まるで両親のようでもあり、たっぷり甘えて楽しそうに食事をされました。チャーハンがお気に入りのようでした。
頑張れ!ダンディ君。ここくらふとは、そんなお子様を応援します。
ここくらふとの手打ち点心「えび蒸し餃子」を作っていて春を感じました
今日は昼から、えび蒸し餃子と小龍包を仕込みました。
半そでで作業しててちょっと暑いな、と思うぐらい、暖かくなってきました。先般、冬の皮打ちは保湿が重要といいましたが、もうひとつ、えび蒸し餃子などの透明の浮き粉系の皮は、温度も非常に重要で冷え過ぎててしまうと、うまく作れません。
ここくらふとでは、浮き粉の皮で作っているものは、えび蒸し餃子のほかに、ほたて餃子、にら饅頭がありますが、この3品は、低温・乾燥に弱く、包んでいる途中に皮が破けてしまったりして、作る側にとってスランプに陥ってしまいます。
(薄力粉・強力粉系の小麦粉系の点心は冬は絶好調です。むしろ、夏のほうが生地がだれてきて大変です。)
さて今日のような日は、浮き粉の生地を実にスムーズに延ばして、すばやく包むことができたので、季節の移り代わりを肌で感じましあた。また、最近、どうしても、閉店後の寒い夜に作ることが多かったのもよくなかったのでしょう。やはり昼間の方が気温が高いですし、これからの季節からどんどんよくなっていくでしょう。
生地は寝かすといいといいますが、浮き粉に限っては捏ねたら温かいうちに延ばしたほうがいいでしょう。作業中もさめないように、金属のボールを逆さにしてかぶせておくとだいぶいいようです。
先日、自宅で点心をよく作るというお客様から、浮き粉が購入しにくい、というお話を伺いました。そうなんですよね。富沢商店などで、浮き粉はちょっと売っていますが、富沢商店自体がそんなにありません。
また、浮き粉といっても、片栗粉がすでに配合された状態で売っているのもありますので、使い勝手がよくありません。
私がお勧めするのは「貫雪粉」です。これに、片栗粉を混ぜて生地を作ります。(500gのものから売ってます)
貫雪粉(浮き粉)500g【蝦餃(蒸しエビ餃子)の皮作りに】【澄麺皮用粉】【飲茶】
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この貫雪粉は、日本橋(水天宮)の古樹軒や、楽天の古樹軒ショップ、またTFOODSなどでお求めになれます。
なお、延ばすときは、麺棒ではなく、ディムサムナイフというので(刃は無い)円を描きながら延ばします。これはまた別の機会に説明します。
点心の作り方は一般に出回っていないので、家庭で作りたいという人にはなかなか簡単にはいきませんね。もちろん、あまり本格的な材料にこだわらず、まずは身近な材料で楽しいという範囲で進めていければいいのですが。
しかし、結局のところ、スムーズに作るには、代替品でなく、ジャストの材料で作ることが、近道のように思います。
TOEIC!
ビールの名前ではありません(笑)。TOEICは英語の検定ですが、TOEICの指導の世界で有名なすみれ塾主宰の中村澄子先生が先日ご来店くださり、そして、先生のメルマガで、なんと、ここくらふとをご紹介いただきました。なんて嬉しいことでしょう。
2000人に発信しているらしいそのメルマガのおかげで、今日はそれを読んだという、すみれ塾生がご来店になりました。びっくりです。ここくらふとのメルマガの規模とは桁が違います。
さて、一時、TOEICを熱心に勉強していた時代が私にもありますが、中村先生の参考書を購入して勉強したら一気にスコアが上がりました。私はリスニングが苦手でしたが、先生の勧める設問先読み法で、かなり良くなりました。そして試験前に800円以上のユンケルを飲み集中力を高めることまで教えてくださいました(効果絶大)。
自習のあとは、先生主宰のすみれ塾にも通い、特別セミナーも参加し、直接、教えていただきました。マシンガントークで毎回度肝を抜かれましたが、限られた時間の中で、たくさんのことを最大限、惜しみなく教える方なのです。終了時間が来ても延長して教え続けてくださる方です。
世の中を見てみても、惜しみなくたくさん与えることのできる人というのは、成功しているものです。あやかりたいですが、人間というのは、ついつい、けちん坊将軍になりがちなんです(自分)。
中村先生には、その後、英会話の先生や、整体の先生までご紹介いただきましたが、人を見る眼力が素晴らしいと思います。
今は、TOEICのスコアが、入社や、待遇などの基準になったりする時代です。上げたい人は、ぜひ先生の千本ノックや勉強法などの書籍を購入し、また、すみれ塾で直接習うのをおすすめします(空席待ち状態ですが)
すみれ塾は最寄りが東京駅、八重洲側にあります。八重洲といえば、スワンレイクの直営店があるところですよ!TOEICの勉強とクラフトビールの両立。。。(うーん、なんか無理やり話しをつなげたような。。。当店にもスワンレイク時々置いてます!)
今日はビールのお話。
ここくらふとのお客様は、あまり食べ残し、飲み残しはみられませんが、飲み放題コースで、ラストオーダーのかけこみで頼んでビールを残す方がいらっしゃいます。
正直、クラフトビールはブルワリーさんが丹精込めて作っているもので、価値の高いものですので、飲み放題だからといえ、無理に頼んで残してほしくないなぁ、と思っております。
さてさて、そんな丹精込めて作っているといっていいブルワリーさんのお店に最近行ってきました。
埼玉県のわりと奥地?小川町の「麦雑穀工房」です。ここではできる限り地産地消の材料でビールを作ってます、併設のブルーバーでは自家栽培の野菜のメニューがたっぷりです。
酵母感たっぷり、手作り感満載ですね。好き好きでしょうが、「ザルチイック」という塩レモンで作ったビールが、気に入りました。
(ここでビールを飲んだら、帰りは花和楽の湯で遊んでこれますから最高です)
さて、次はお客さんから「シエラネバダ」「ラグニタス」のアメリカンクラフトビールを強く強く強く推薦されたこともあり、これを飲みに品川のアトレまで行ってきました。
麦雑穀工房とは対極ですね。
「箕面のIPAのように苦くてモルティで、さらにキリっとしてるんだ!」などと力説されまして、そりゃあ濾過していればキリッとしてるだろうに、と思いつつ・・
アンテナアメリカのビールはひんやりしすぎてはいたものの、確かにキリっとしてて、これはウケそうに思いました。USのクラフトビールはやっぱりいいね!
それにしても品川のアトレはブルーボトルコーヒーもあるし、アンテナアメリカは美味しそうなテイクアウトがいっぱいあって、平日の午後というのに人でにぎわい、先端いってる感じがしました。千代田区とは何かが違う・・かも。
ビールの好みは人それぞれでしょうが、「私はこれが好きなんだー!」という思いが大事ですね、どんどん主張してください!。楽しみにしています。