スノーモンキー再び
志賀高原スノーモンキーIPA黒ラベルをまた開栓。
前回あまりに評判が良くてすぐ無くなってしまったので、志賀高原の最後の在庫を再注文しておいたものです。15リットルの樽にしたので、量は少し余裕ですね。来年まで飲めませんので、ぜひこの機会に。
このヘイジーなビールはキリリっと苦いのでいろんな点心に合わせやすいと思います。
当店の点心は無化調で、舌がしびれることがありませんので、ビールの味を壊すことがありません。
一般的に中華で使う化学調味料(白い粉)は結構な量で、高級店でも入っています。もちろん例外はあり、じぶんがかつて勤めていた広東料理店では全く使いませんでしたが。
当店では、白い粉だけでなく、粉末スープやコンソメキューブなども使いません。
無化調ですと、料理の素材の味を十分に楽しめることはもちろん、クラフトビールなどお酒の絶妙な味もしっかりと感じることができるのです。
ベジ蒸し餃子!
新メニューです。
お肉が苦手という方のために、またベジタリアンのために、完全に野菜だけの餃子を作りました。
みじん切りのお野菜に塩と生姜だけの極めてシンプルな味付け。超ムチムチ~っとする透明な浮粉の皮を伸ばして包みました。
浮粉の皮の餃子は、ここくらふとではやっぱり人気アイテムです。
夏に香港に行ったとき、ある老舗のお店で野菜蒸し餃子をいただいて、とても感動し、あの味を再現したいと思って試作を続けていました。結局、あの味とは違った形になりましたが、ここくらふとらしいシンプルで優しい味付けになったかと思います。
本日のメニューに掲載します!
炒飯
スタッフが、自分の賄いを作る、と五目炒飯を作りました。
「家で作るのとは味が違う~」とご満悦のようでした。
バイトと同様に、私も同じ材料で家で炒飯を作ってもなかなかうまくできません。いくら、ここくらふと特製ねぎ油を使おうとも。
やはり、火力が重要です。強力な強火でないと、同じに仕上がりません。センサーで勝手に火力自動調整してしまうタイプなどは、いまいちですね。
家で作る炒飯のコツは、
・できる限り強火にして、キンキンに中華なべを煙がでるまで加熱する。
・鉄のフライパンを使ってください。コーティング加工はNG
・ご飯はできるだけレンジ等であつあつに温めておく
・炒め始めたら一気に短時間でいためる
・フライパンは必ず振る。
・最後に自家製ネギ油を回しかける
美味しいのができたら教えてください!
ここくらふとの炒飯はきわめてシンプル、えび、叉焼、卵、ねぎ、しいたけの具。調味料は、塩、こしょう、しょうゆ、ねぎ油だけです。このシンプル炒飯を気に入ってくださるお客様が結構いらっしゃるので、皆さん、ずいぶん舌が肥えてるなーと思います。(普通の炒飯のように旨み調味料は入っていませんので)
自家製ラー油とねぎ油
ねぎ油とラー油は自家製です。定期的に作ってます。
ねぎ油は点心ではかなり万能調味料です。
餃子など小麦系の手打ちの皮には香り付けに必ず使います。中の具である餡もほとんどの点心に使います。
炒飯の香り付けには欠かせません。これを使うことで、化学調味料を使わずにすみます。「奇跡のチャーハン」と命名されたことも(!)。
そのため、日々使う量が多く、自家製にしたほうがコスト的にもリーズナブルですし、なんといっても香りが市販のものとは比較になりません。
サラダ油にねぎの青い部分としょうがを入れて煮るだけですので簡単です。ここくらふとはたまねぎも入れますが、にんにくは入れません。
ラー油はご存知、卓上調味料として、餃子を食べるときに、酢じょうゆに加えていただくもの。
やっぱり、自家製は香り、風味が違います。辛さも調整できます。ここくらふとはあまり辛くはないです。
ラー油は料理にも使います。ネギチャーシュー、水餃子のたれなど辛味を出したいもの。
作り方はねぎ油に似ていますが、ごま油を使います。ごま油に葱、しょうが、にんにく、花椒等を煮て作り、最後、漉した熱々のねぎ油をジャーととうがらしにかけてできあがり。
家で簡単に作れますし日持ちもします。ぜひご自宅でオリジナルを作ってみることをおすすめします。