BEER & DIM SUM DINING

BLOG

CoCo Craft

Cococraft

ビールのいろは①大分類

2016.09.26

ビール

  • ビールの種類がよくわからない、、という方のために、簡単に説明します。

種類のことを正しいビール用語でいえば、「スタイル」といって、ヴァイツェンとか、エールとか、ピルスナーとか、ビールの分類のことを言います。スタイルの数は膨大です。

でも、でも、まず最初は、細かいスタイルよりも、大きな2分類を覚えましょう。

ビールには「上面発酵」「下面発酵」の二つがあります

簡単に言ってしまうと、発酵温度の違いで、「上面発酵」が20℃前後で常温に近い温度、「下面発酵」が6~15℃で低温、となります。

(上面発酵のビールは、発酵すると液面のほうに酵母が浮上し、下面発酵のビールは、底のほうに酵母が沈殿します。)

日本の大手ビール会社が扱ってきたビールの大半が「下面発酵」ビールです。ラガーとかピルスナーとか言ったりしますが、大きな総称としては「ラガー」です。喉越しがよくて、プハーっていうアレ、長く親しまれてきました。

一方、「上面発酵」(「エール」)は、香りや味に個性的なものが多く、たとえば弊店で扱ってきたスタイルとしては、IPA, ペールエール、ベルジアンホワイト、ヴァイツェン、スタウト、、などなど(っていうか、上面発酵ばかり扱ってますが・・・)。常温に近いほうが、より、香りが楽しめるものばかり。英国、ベルギー、ドイツなどヨーロッパスタイルが多いです。(とはいっても、ヨーロッパでも下面発酵のビールもいろいろありますが)

簡単に言ってしまうと、日本では、下面発酵が主流だったビール市場に、地ビール・クラフトビールブームでヨーロッパ型の上面発酵のビールが入り込んできた、ということなのです。

ビールのいろは②に続く

beer

記事一覧

料理教室