クライマックス!点心教室中級第三回(えび蒸し餃子)
2020.02.10
先週末は点心教室中級。写真のえびむしぎょうざが蒸しあがり。店のじゃないですよ、生徒さんのものです。3人が参加されました。男性もお一人います。
中級の第三回というと点心では一番作るのが難しいと言われるえび蒸し餃子にチャレンジしてます。なので、本当にクライマックスで真骨頂。これまで初級からやってきた全ての基礎を積んでの総決算なのです。
まずは皮。透明の浮き粉の皮をディムサム刀と延ばすのも難しい。最初は「丸くならない、どうしよう」なんていいながら、ディムサム刀で力を加減しながら回していくコツを身に着けていきます。
おおっ!(男子には少しテーブルが低いけれど)
いつのまにか、プロのような手さばきになってます。
そして、延ばすだけでなく、シェル型につつんで成型するのも本当に難しい。最初は、どうしても下の写真のように、焼き餃子みたいに横長になってしまう。
もちろん、これでも十分。蒸すとカッコよくなるからいいんですけどね。造作には熱心な生徒さんたちは「ヒダが○個」「ひだは真ん中を長くして」と色々研究しながら、20数個包んでいくうちに徐々に形が整っていくのです。
すると、次のように、
見事シェル型になっていきました。凄い!パチパチ(拍手)!こういうふうにできると、生徒さんから「かわいい~♪」と歓声があがります。
が、この日は全体に無口で、蟹食ってるのか?というぐらいみなさん真剣に集中してやってました。
プロっぽく餡皿も使いましたよー。シーン。これ出して盛り上がる人は、当教室ではお一人しかいらっしゃいませんけれど(笑)
そして、同じ餡を使って、エビの鹿の子揚げを作りました。通常はエビの鹿の子揚げはもっとシンプルな餡で作るのですが、えび蒸し餃子の応用例として。
パンを正方形に切るのですが、とても丁寧に大きさを揃えてくれたので、とても素晴らしく美しく出来上がりました。
そして試食です! 作ったものに、プラスアルファ。叉焼包も出したりして、上級への興味も煽っておきます(笑)。
出席された生徒さんが中国茶に詳しい方で今何がおすすめかきいたところ、「 鳳凰単叢烏龍茶」というので、ありまっせー!とばかりに、蜜蘭香のお茶もご提供しました♪ お疲れさまでした。とにかく凄く上手でびっくりしました。とても楽しい教室となりました。