ヒューガルデンホワイト、おいしさの秘密 from 市ヶ谷
2017.05.12
ヒューガルデンホワイト、提供始めました。さて、おいしさの秘密とは。
ヒューガルデンホワイトというとオレンジピールとコリアンダーが加えられた小麦のビール(厳密にいうと発泡酒)で有名です。1445年から醸造開始の歴史あるビール。
生樽は、ベルギーで樽詰めされ直送されていますが、もちろん無濾過で、しかも樽詰めの際、酵母とシュガーが加えられ、二次発酵させるので、さらに熟成した美味しさがあるのです!
秘密その1.ユニークな醸造プロセス。”高温”と”二次発酵”
1. 18-25℃で5日間熟成。かなり高い25℃で、超熟成させる。
2. そのあと、さらに、3-4日間、18℃に下げ熟成させる。これで、ビールの若い味がなくなりまろやかになる。次に、遠視分離させて酵母を除く(この温度だと凝集や沈降させて除くことが不可)
3. 樽詰めの時に、酵母と砂糖を加えて2次発酵。21-25℃で1~2週間熟成させる。
秘密その2. 現地の原材料だからいい
まず麦系は、大麦が55%、小麦が45%の比率。そして、ホップ、天然水、オレンジピール、コリアンダーが加えられています。
天然水ということで、ミネラルたっぷりの硬水が使われているということになります。水は、醸造の過程で酵母の活性に影響を与えます。エールビールは硬水の方が、より熟成が進み、よりまったりとした味わいになるのだと思います。
秘密その3. 冷たいままで専用タンブラー
専用グラスは400mlと800ml(デカっ)。六角形で、角々形状なので、瓶を持つ手がべったり触れることがなく、冷たいまま飲める。
エールビールにありながら、推奨温度は3℃だそうです。個人的にはもう少し高くてもいいですが