ガージェリー スタウト入荷
ガージェリースタウト入りました。
上品な苦味と香り、そして、優しい甘みが素敵な黒ビールです。
時間の変化をお楽しみください。温度が上がると、まるでミディアムボディのワインのような味になっていきます。
昨夜、ガージェリーの会社の担当の方が、市ヶ谷まで足を運んでくださり、飲んでいってくださいました。優しい微笑みが、ガージェリーの会社を象徴しているような感じでした♪♪
COEDO毬花
長らく欠品してましたCOEDO毬花(まりはな)が入ってます。
グレープフルーツのような柑橘のいい香りと、COEDO特有の苦みが特長の毬花。飲まずとも、仕事でグラスに注いでいるだけで癒される・・そんなビールです。
工場移転により一時期欠品になり、暫く熟成中だったのでした。
コエドというと川越のイメージですが、工場は東松山に移転です。東松山というだけで森林公園の広大なイメージをしてしまうステレオタイプですが、さらに生産キャパが大きくなって、ビールのスタイルも新しいものに広がるのでしょうか(勝手に想像中)。
COEDOの中でも、毬花は飲食店でしか販売していないビールです。缶がスーパーやネットで売っていることはございません。とても貴重なビールなのです。しかも樽のサイズは20リットルのみと大きいので、そこそこフレッシュローテーションのいい店でないと扱えないでしょう。
毬花のスタイルはセッションIPAといいます。”セッション”とつくのは、基本的なビアスタイルに該当するけれども、アルコール度数のみがそのスタイルの基準に達していない(=低い)ものをいいます。毬花のアルコール度数は4.3%なので、セッションIPAというスタイル名になるわけです。非常に飲みやすいIPAと言えます。
苦みの指数を表すIBUは、45. 同じコエドの伽羅が35なので、やはり毬花はIPAでしっかり苦い。
苦いけれども、癒されまくるシトラスの強烈な香りと、低いアルコール度数で、なんとも飲みやすい味になっているのが、COEDOの毬花ということになるわけです。
しかも、COEDOらしいドラフト感もあって親しみやすい。
非常にわかりやすく、飲みやすい。したがって、私としては、最初の一杯に飲んでほしいビールです。
毬花は、ここくらふとの定番としていつもおいてあります。埼玉県民のCOEDO愛をここ東京市ヶ谷から、これからも発信し続けます。
(時々浮気をしたら、ごめんなさい)
ビール酵母の味わい
ビールの製造は簡単に端折っていうと、焙煎した麦芽、水、ホップを入れて仕込んだ後、酵母を加えて発酵させ、熟成させます。
そして、最終工程で酵母は濾過されるのが一般的な大量生産のビールの作り方です。それはこれ以上発酵させず品質を安定させるためです。
しかし、クラフトビールのブルワリーでは、最終工程で濾過しないビールが結構あります。それは小規模ゆえ、濾過装置を持てないという理由があったりしますが、酵母の味わいを大切にしたい、という考え方からそうしているところもあります。また大手ビールでも無濾過を売りにしているビールも一部あります。ただし、通常より賞味期間が短くなりますし、リスクも多少多くなりますね。
ここくらふとのお客様でも酵母にこだわっている方がいらっしゃいます。
しかも、ビール酵母は栄養価が高く、ダイエットにいい、女性ホルモンを増加させる、肌に良い、などといわれ、実際サプリでも、ビール酵母はよく使われてますね。
何といっても、酵母の味わいそのものにはたまらないものを感じます。
本日、ここくらふとで扱っているクラフトビールで、無濾過のものは、常陸野ネスト・ペールエール、富士桜高原ピルス、箕面W-IPA 、箕面バイツエン、箕面スタウト、、などなど、無濾過祭りになっています。(いつも無濾過のものばかりをラインアップしているわけではありません)
酵母の味、製造工程、など思いを馳せて、召し上がってみるのも面白いのではないかと思います。
箕面スタウト入荷
常陸野ネスト「ペールエール」入荷
箕面ヴァイツェン入荷
箕面ヴァイツェン入荷しました。
フルーティでちょっぴり酸味のあるヴァイツェンらしい味でありながら、
箕面らしい深みと酵母っぽさが後味にあって、ファンとしてはたまりません!!。
箕面ビールの良さは、やはり無濾過ではないでしょうか。
樽は10リットルと小さめなのでお早めに。
明日は、箕面WIPA、そして久々富士桜高原のピルスナーが入荷予定です!
スワンレイク ポーター入荷
スワンレイク ポーター(ロブストポーター)が入荷しました。
ちょっぴり甘さもあって、モルトのロースト感もいい感じ。小籠包と一緒にいただきましたが、これが不思議と合いますね。
新潟のブルワリー、スワンレイクのファンも多いのではないかと思います。
ビールのいろは②スタイル
前回、大分類として、上面発酵(エール)、下面発酵(ラガー)の二つがあるというお話をしました。
では次にいよいよビールのスタイル(種類、分類)のお話。
スタイルとは、原材料、製造方法、苦み、アルコール度数、香りや色などによって分類されます。その分け方も、ビールの団体に定義されるものや、醸造所によるものもあり、一定ではなく、しかも膨大です。
書籍やウェブでスタイルを調べると、あまりに混沌としたチャートを見せられわけがわからなくなることがあります。
味でのマッピングになると、官能的なものなので、「?」になったり。
しかし、代表的なものは普遍であり、まずは、それをおさえればOK。
わかりやすいチャートを見つけました。ZUNNY(ズーニー)というサイトにあったものです。
上面、下面とわけ、その中の代表的なスタイルと、代表的なビールを紹介してわかりやすいです。
製造法の2分別の下、アルコール度数、色(下へ行くほど色が濃い)で分けてシンプルです。
ビールのいろは①大分類
ビールの種類がよくわからない、、という方のために、簡単に説明します。
種類のことを正しいビール用語でいえば、「スタイル」といって、ヴァイツェンとか、エールとか、ピルスナーとか、ビールの分類のことを言います。スタイルの数は膨大です。
でも、でも、まず最初は、細かいスタイルよりも、大きな2分類を覚えましょう。
ビールには「上面発酵」「下面発酵」の二つがあります。
簡単に言ってしまうと、発酵温度の違いで、「上面発酵」が20℃前後で常温に近い温度、「下面発酵」が6~15℃で低温、となります。
(上面発酵のビールは、発酵すると液面のほうに酵母が浮上し、下面発酵のビールは、底のほうに酵母が沈殿します。)
日本の大手ビール会社が扱ってきたビールの大半が「下面発酵」ビールです。ラガーとかピルスナーとか言ったりしますが、大きな総称としては「ラガー」です。喉越しがよくて、プハーっていうアレ、長く親しまれてきました。
一方、「上面発酵」(「エール」)は、香りや味に個性的なものが多く、たとえば弊店で扱ってきたスタイルとしては、IPA, ペールエール、ベルジアンホワイト、ヴァイツェン、スタウト、、などなど(っていうか、上面発酵ばかり扱ってますが・・・)。常温に近いほうが、より、香りが楽しめるものばかり。英国、ベルギー、ドイツなどヨーロッパスタイルが多いです。(とはいっても、ヨーロッパでも下面発酵のビールもいろいろありますが)
簡単に言ってしまうと、日本では、下面発酵が主流だったビール市場に、地ビール・クラフトビールブームでヨーロッパ型の上面発酵のビールが入り込んできた、ということなのです。
田沢湖ピルスナー入荷!
田沢湖ビール「ピルスナー」、黄金に輝く正統派のラガー感たっぷりで喉越し抜群のビールです。
ちょっとモルトっぽさもいい感じ。
スタイルはドルトムンダーですが(ドイツのドルトムントで作ったピルスナータイプ)、ホップはチェコのザーツ・ザーツというファインアロマホップを使っているそうです、いい香り~。
なんと、ワールド・ビア・アワード2014 世界一獲得 したビールなのです。
まずは着席して、最初に頼んで「ぷはー」と一息ついてほしいそんなビールです。なんていうと、香りとコクを深く楽しむクラフトビールの世界とは別~?って感じがしますが、いいのです!日本人が愛してやまなかったラガービールが、より洗練された形で登場したのですから。
価格はパイント800円 グラス550円です!