BEER & DIM SUM DINING

BLOG

CoCo Craft

Cococraft

ビール

うちゅう LOOP

2020.01.15

ビール

うちゅう LOOP 入りました。いつもの感じのホップが弾けて、少し濁ったIPAです!!

写真は追って

変わらぬ定番を追い求めること

2019.12.14

ビール 日々の出来事

 

昨日、ビール業界のベテランとの対話で、深く考えさせられる点がありました。その方は元大手メーカー勤務で、業界の細かな事情に精通しており、私たちの議論はすぐに定番品の維持の重要性へと及びました。

大手四社は、品質を一定に保つために莫大な知識、技術、そして高価な機材を駆使しています。それに対して、マイクロブルワリーの規模では太刀打ちできないのが現実です。ただし、クラフトビールにおいて品質劣化やオフフレーバーが発生しても、それが独特の味わいとして受け入れられることがありますので、その限りではないかもしれません。これはある意味よくある話です。

さて、日本では、400社を超えるマイクロブルワリーが存在し、多様なクラフトビールが生み出されています。スタイルや製法はもはや二の次で、新しいビールを次々と生み出すブルワリーも珍しくありません。同じスタイルのビールでも、ver.1、2,3…とバージョンを重ねることで変化を楽しむのが最近のトレンドです。

しかし、そのベテランは指摘します。一つのビール名でバージョンが変わるということは、実質的に同じビールを作る意図がないことを意味するかもしれない、と。一つの商品名で一貫して同じビールを作り続けることには、そのプロセスを通じてノウハウが蓄積され、品質維持への責任が伴うと言います。

概して、多くのクラフトビール愛好家は、バージョンの変化を進化と捉え、新しい限定品を待ちわびます。

しかし、一般的に私たちが普段お酒を楽しむ際の行動を考えてみましょう。家で缶のプレミアムモルツを開ける時、その一貫した味わいがあるからこそ選び続けるのです。同様に、黒霧島、久保田、黒龍、ラフロイグ、森伊蔵など、特定の銘柄が好きで飲み続けるのも、その変わらない味わいに対する信頼からです。こうした一貫性が、多くの酒好きにとっての魅力となっています。ここでは、進化や変化を求めるよりも、安定した品質と味わいを楽しむことが重視されるのではないでしょうか。

この視点から、私は自店で提供するクラフトビールや点心について考えを巡らせました。期間限定品や新しい味わいを求めることも大切ですが、同じくらいに、定番品を大切にし、その品質を長期にわたって維持することの意義も見直すべき時が来ているかもしれません。定番品を通じて、ブルワリーや飲食店の努力とノウハウが蓄積され、お客様に一貫した品質を提供し続けることは、それ自体がロマンとも言える大切な価値です。

特に、私たちの店で提供する点心、手打点心ちのもちもち焼き餃子などに関しては、これまで通り定番品としてその品質を保ち続けます。時にはレシピを少しずつ進化させることもあるかもしれませんが、その基本的な味わいと品質に変わりはありません。お客様に安心してお楽しみいただけるよう、これからも努力を続けてまいります。

箕面Monkey Fist ほか

2019.12.11

お知らせ ビール

この黄金色。かなり好みのピルスナー、箕面ビールの「Monkey Fist(モンキーフィスト」。 アメリカ メイン州のOxbow Brewingとのコラボビール です

クラシックなスタイルを得意とするブルワリーさんのようで、このモンキーフィストは、クラシックなジャーマンピルスナー。モルトもホップもすべてドイツ産で製法もシンプルに、そして最後にドイツ産のハレタウホップを 贅沢にドライホップしてあります。

ジャーマンピルスナーとボヘミアンビルスナーの違い、さあ何でしょうって復習。かんたんに言ってしまうと、ジャーマンのほうがより色が透明で、ライトな感じ。甘みもボヘミアンより軽め。

箕面ビールの定番ピルスナーはボヘミアンスタイル。だから今回のはぜんぜん違います。個人的にはかなり好みのピルスナー。きりっと苦くて、甘みが抑えめ、上品。

さて他のビール。今日から金しゃちのゴールデンエール開けます。この時期だけ。炭酸感があってフルーティな香りで、これも1杯目におすすめ。

他にも、燻製香の定番、富士桜ラオホ、そして、この時期だけの重く美味な志賀高原1tIPA。去年は1tIPAハバネロ入れましたが、今年はノーマル1tIPAですのでご安心を!!!ってもALC.9%ですから油断なりません。

無限に飲める箕面1%∞スタウト

2019.12.06

ビール

何杯でも飲み続けられる夢のようなビール!箕面1%∞(無限)スタウト。

無限に飲み続けられる“黒″。1%でありながら、味わいはしっかりとスタウトの ロースト感を残し、ビールらしくホップの爽やかさと苦味も感じられるローアルコールビール 。

台湾のTAIHUビールと箕面ビールとのコラボだそうです。前回は1%IPAを作り、今回初のスタウトとなった運び。

330mlボトルでの登場ですが、このデザインもかわいくてそばに置いておきたくなります。

アルコールが苦手な方もいいですし、しこたま飲んだ後さっぱりするのもいいし、いろいろな楽しみ方がありそうです。

VERTERE(バテレ)パシフローラ

2019.12.04

お知らせ ビール

VERTERE(バテレ)パシフローラ開栓しました。CoCo CraftではVERTEREは初めてです。日本ですよ、奥多摩の醸造所。先週直営バーに行ってきたというお客様が偶然いらして、まだ紅葉が残っていたとか、素敵ですね。

自分も、昔、よく単車で走りに行きました(笑)、ロードもオフロード、、ってくらい奥多摩には、特別な思いを馳せてしまいます。

ビールは見ての通り、Hazy IPAです。トロピカルな感じで、甘みもたっぷり、飲みやすい。

VERTEREのホームページはスタイリッシュで、直営バー(cafe)も無垢材と梁とシーリングファンとこじゃれてます。ホップも奥多摩で作ってるそうです。

醸造所の方がここくらふとに飲みに来てくれたのが、きっかけ。最近、ブルワリーのこの営業スタイル流行ってますね。飛び込みだけど、お客様でもある。といって、すぐ導入には至れないのですが。

そういう中、お客様で直営バーに行ってきた、という話や、最近ですと、某ビアパブIに勤めるお客様からの評判は決め手になりましたね、やはりリアルな口コミは大切。英語ではWord of mouse。リアルな口です、信頼する人の言葉が何よりも。

うちゅうSUN

2019.11.30

お知らせ ビール

うちゅうブルーイング公式Twitterより抜粋

急に気温が下がり冬模様、市ヶ谷も寒い、、ですが、店の中は南国に(笑)。
本日、うちゅう「SUN」開栓いたします。

ホップはシトラのみ、カナダ産のモルト、そして今回はクリーンな酵母(!)を使用したシンプルストロング。トロピカルな味わい。シトラス感も加わって飲みやすいですが、7.5%の度数ゆえ、お気をつけあそばせ。

うちゅうは一度購入すると、のち2~3回は購入制限がかかり注文できません。解除になっても先回久々に、マウス操作で一瞬手間取って在庫終了でアウトとなり(発売開始から数秒)。月2回、よくて3回ゲットできれば上等って感じでしょうね。

さて本日のお通しは、たくさんいただいた蜜たっぷりのリンゴを使って、クリームチーズとハムであえた揚げた一口春巻。うちゅうSUNと一緒にどうぞ。

うちゅう Big Bang IPA

2019.11.15

お知らせ ビール 点心

うちゅう Big Bang IPA

うちゅう Big Bang IPA 昨日開けました。うちゅうの中でも人気のIPA、ホップが爆発して、まさにBig Bang、ジューシー、アーンド、アロマティーック 。

今週、新しいエールグラスが入りました。この下ぶくれ感。これで濁ったビールをいれるといかにも美味しそう。香りをしっかり高める形状。

さっそく、今日のお客様も、ちょっとグラスを回しながら「うちゅうは、香りを楽しみながら、ちびちび飲むのがいい」と堪能されてました。案外、飲み干すの早かったですけど(笑)、お客様に楽しんでいただけるのは店としては最高の幸せです。

さて、話は変わりますが、新・ニラ饅頭も慌てて試作したわりには評判がよく、ほっとしました。きれいに焼けると、調子に乗ってまたニラ饅頭の写真を撮ってみました。

いつもSONYのサイバーショットで撮ってます。小さなデジカメ、コンパクトでオートは扱い簡単ですし、背景のボケ感も出ます。もちろん露出や絞りも調整でき、小さいながらも優秀です。

とはいっても、撮った後は、Photoshopで多少色調整や加工をします。よく見せたいというより、写真で撮り切れない現物のイメージに近づけたいので。ビールや点心のおいしさが少しでも伝わればと思ってます。

にらまんじゅうの記事

富士桜高原 秋風薫

2019.11.08

お知らせ ビール

富士桜高原の期間限定「秋風薫(あきかぜかおる)」開栓。今日はセイロをバックに、点心屋らしく。

富士桜高原始まって以来の大量のホップを投入し、苦味と香りの豊かな”ニューイングランド”スタイルのヴァイツェンです。このにごりと苦味とフルーティな香りが両立しているのが特長。

「まるでIPAみたい」と言うお客様も。富士桜のヴァイツェンを想像して頼むと、一口目でええっ?って驚きますよ。やっぱり飲食店には、「WOW!」の要素が大切だなと思う今日このごろ。

でもさっぱりしたシンプルな苦さというか。なので本日のメニューに登場のポルチーニ茸の手打ち焼き餃子が、この秋風薫によく合います。

富士桜プレミアムピルスナー

2019.10.26

お知らせ ビール

富士桜高原の限定プレミアムピルスナー開栓。とにかくビター。そして香りの抜群なピルスナー。IBU50値超えピルスナーは日本最高値かも。定番のピルスの淡い黄金色と比べて色は若干ですが濃いめ。

通常ピルスナーはモルトの焙煎は浅めで、甘みはあまりないいビール。その分キリッと苦味、辛味を感じます。確かエビスがIBU23程度だったと思いますが、十分心地よい苦味を感じるのがピルスナー。

それが倍以上のIBU55なのですから、かなり苦い。ホップもIPAで使うようなカスケードなど3種類、苦味も香りも抜群のピルスナー。ごくごく飲むよりじっくり味わいたい感じです。

写真のお通しはポテサラ。ここくらふとでは、ポテトサラダにはいくつかバリエーションがあります。粒マスタードバージョン、レンズ豆を加えてカレー風味、自家製XO醤を加えた旨味バージョン、生クリームを加えてクリーミーなマッシュポテト風など、、、他色々あり、気にいると同じものを作り続けます(笑)

今日のポテサラは、北海道の紫じゃがいもを混ぜ、紫玉ねぎのスライス、ナッツを砕いたもの、生のパセリを刻んで加えてちょっぴりDeli風。

いずれのポテサラもゆで卵を加えてまったり濃厚な味わいにするのが、ここくらふとの特徴ともいえます。このまったりしたポテサラは、苦いビールに合わせやすいのです。

https://cococraft.info/category/%e3%83%93%e3%83%bc%e3%83%ab/

 

箕面フルーツパーラー&新肉まん

2019.10.04

お知らせ ビール 新メニュー 点心

みんなの大好きな桃とりんごが一緒になったら最強・・そんなビールが登場。箕面の桃ヴァイツェンと、南信州ビールのアップルホップの夢コラボ!

桃は白鳳、りんごはふじをぜいたくに使っています。とにかく口当たりがいい。それぞれのフルーツの特徴がバランスよく、フルーティ且つジューシーな香りとフレーバー。そしてドライでキレのよい後味。

温度によってりんごと桃の表情が変わるのも特徴です。最初は桃の柔らかい感じ、そして徐々にりんごと酸味が立ってくるように感じます。

去年は、南信州ビールで醸造し、今年は箕面ビールで作ったそうですが、同じレシピなのに、違う仕上がりになっている、というのも面白いですね。

何しろ、フルーツパーラー、というネーミング。昭和な人にはわくわく響いてくるでしょ?。

桃ヴァイツェンは今年3回出して大好評いただきましたが、今年はそれ以外に桃ブリュット、そして、このフルーツパーラーと、桃づくしで嬉しすぎる、もう箕面ビール様様って感じです。最後の四回目の桃の開栓については、詳しくはメルマガで案内いたします。

さて、そして次は点心。昨日も紹介した新・肉まん。正確には、滑鶏包というのですが、鶏肉のパオズというネーミングにするにはもったいないぐらいの具だくさん。

老麺の天然酵母の生地が三方向に割れて、ふわっふわ。この自家培養の老麺の生地は、お砂糖を少し多めに入れることでより発酵が促進されて、ふわふわのふかふかになります。割れるのは失敗じゃなくて、大大大成功なのです。

この甘い生地には、少し甘辛の餡がいいんですね。肩ロース、鶏もも、エビ、筍、干し椎茸、青梗菜と具だくさんなのですが、これに、ワッカイ醤という、ベルギーエシャロットや調味料を色々使って香りと旨味のある餡を作ってからめます。

このワッカイ醤がうますぎて、これだけ舐めていたい気持ちになります。つぎに作るときは写真もあげよう、いつか料理教室でもやれるといいな、と思いつつ。

料理教室