小規模店舗のキャッシュレス事情
2024.11.13
当店ではさまざまなキャッシュレス決済を導入しておりますが、当店のデータを見ると、2022年にキャッシュレス決済の比率が現金を逆転し、今年はキャッシュレスと現金の比率が7:3となっています。時代の変化を感じますね。そういえば、このところレジの釣銭の両替もほとんどしておりません。
次に、今年に入ってからのキャッシュレス支払いの内訳を見たところ、添付のグラフの通りです。クレジットカードでの支払いがほぼ7割を占め、その中でもタッチ決済が主流です。
また、PayPayでの支払いも以前より顕著に増えています(18%)。スマホでQRコードをかざすだけで簡単に決済できるため、手軽さが好まれているのでしょう。また、友人同士の割り勘もPayPay一つで完了するので、その利便性から使用頻度が上がっているのだと思われます。
ただし、このグラフは会計回数での比較ですので、会計金額で見るとPayPayの比率は約12%と下がります。おそらくおひとり様や少額のお支払いで使われることが多いのでしょう。当店はおひとり様の来店も多く、実際に顔を思い浮かべると、確かにPayPayでお支払いされるケースが多い印象です。
なお、個人店を営んでいると「現金の方がいいでしょう?」と気を遣ってくださるお客様もいらっしゃいますが、当店はキャッシュレス決済も大歓迎です!
最近は、現金の釣銭を用意するコストが上がっています。何しろ、銀行での両替手数料がここ数年で驚くほど値上がりしています。また、クレジット決済だけの日はレジ締めも簡単に済みます。
私自身も事業の支払いも個人の支払いもすべてクレジット決済を利用することが多く、その方がデータが残るため会計処理も簡単です。おそらく現金を使うのは、コンビニのコピー代や千代田区のごみ処理券の購入、または某肉のハナマサでの配達利用時くらいでしょうか。重い財布を持ち歩くこともなくなりました。
キャッシュレス決済が主流になってきていますが、もちろん現金でのお支払いも大歓迎です。どうぞご遠慮なくご利用くださいませ。