心躍る志賀高原ビール訪問記!
2023.03.06
冬は、内地屈指のパウダースノーと極上のクラフトビールを存分に楽しめるのが志賀高原。今年はさらに、志賀高原ビールの醸造所、会社も併設の玉村本店ギャラリーにも足を運んでまいりました。先月の半ばに伺ったときの訪問記です。
玉村本店ギャラリーは、観光客も訪れやすい渋温泉のそばにあり、長野県の有名な芸術家さんの素晴らしい作品の数々(絵や掛け軸その他)が展示されています。
その中には過去に受賞した志賀高原ビールの展示もあります。
またシックで落ち着いた雰囲気の中、ビールカウンターもあり、美味しい樽生ビールなどがテイクアウトできます。お土産ビールや日本酒も色々あります。
さて一通り、展示の見学を終えたところ、社長のご厚意で工場見学をさせていただくことに!!!
スタッフの北条さんのご案内で回ります(いくつも棟があって大きい)
最初のビール棟は、山伏やイチローズモルトの樽を使ったビールなどを熟成させる棟でした。
木樽が並び、地元のブルーベリーやラズベリーを使って熟成されるという、とてもユニークな商材。
次に、大きな15トンタンクが並ぶ天井の高い工場を見学すると、モルトを粉砕し、下のタンクに届けている姿を見ることができました。
使用後のホップ。これは農作物の畑のこやしになるそうです。捨てるところがない。
そして、私たちがよく知るビールが、たくさん熟成中なのだろうと想像するだけで、ワクワクします。
そして、ビール棟ではたくさんの種類を効率よく生産するために、新たにタンクを増やしたというお話を聞きました(発酵前のタンクのことだったかな、よく覚えておらずすみません)。
日本酒の工場棟も、その規模の大きさに驚きました。もともと日本酒の会社ですから。
醸造業務だけでなく、近隣の畑でビール材料のホップやお米を作ったりと、農業まで手がけていらっしゃいます。忙しくて大変でしょう、と伺ったら、北条さんは「朝は早いけど夕方18時に仕事が終わるのでうちはホワイトです」とキッパリ。
ここのブルワリーのラインナップは、ベーシックなビールからユニークでオリジナルな山伏のものまでとても幅広いです。しかし、ただ流行りに振るのではなく、志賀高原らしい硬派さがしっかり根底にあって素晴らしい。そういったビールに対する考えは「ゆるブル」という名の志賀高原ビールのブログなどでも垣間見ることができます。
そのブログは社長が書いておられ、使われているイメージ写真もすべて社長が撮影しているとのお話を北条さんから伺いました。
しかもビールのほとんどのレシピは社長が考えているとかでとにかく面喰いました。そのリーダーシップに、スタッフの方々がついていって一致団結しておられるんだなあと感心した次第です。
社長やスタッフの方々ともお話をさせていただきましたが、彼らの情熱に触れ、ビールファンの志賀高原ビールに対する想いが一層深くなりますね。
ぜひ、タップテイクオーバーをやりたいので、東京においでの際はぜひお越しいただきたいと懇願したのですが、最近はコロナ渦もあって全くおいでになっていないそうです。。。
うーん、しかし!!良いアイディアがあるので、ぜひ、ここくらふとでの志賀タップテイクオーバーのイベントを実施したいと思っています。
ホテルに帰った後は、夕食会上でDPAを生でいただき、そして部屋では、お土産で購入したTAKASHI ICHIROのスタウトと、美山錦の無濾過生原酒をいただきました。
さて、志賀高原ビールの直営店といえば、スキー場の一ノ瀬エリアにテッパルームとスノーモンキーパークの近くにあるファームハウス。両方行くとがっつりいただけますよ~。
(ぞういえば、以前、昼にファームハウスに行って夜にテッパルームに行ったら、料理長に一日2回もありがとう、と丁寧にごあいさつされたことがありました。どこまでも飲むんかいって。志賀だからです!)
残念ながら今年はテッパールームは平日の昼間はお休みだったようなので、ファームハウスだけ伺いました。料理のおいしいレストランで人気ですので予約が必要です。
料理とビールに舌鼓。スノーモンキーもあった~♪ 菖蒲のミヤマブロンドも良かった。他もいろいろ。料理はパスタやピザや、塩こうじのから揚げなど。2時間1本勝負で(最終の新幹線があるので)
ここでもお土産用のビールのボトルがあります。選んでいたら店員さんが、6本で買った方が箱が付くから持ちやすいですよ。。と、上手ですね~。ここまでもまた図々しくも名刺を差し出してしまいました。
長文になってしまいすみませんが、志賀愛が伝わりましたでしょうか。ここくらふとは小さい店ではありますが、開店後7年経ちましたので、思い切って今回初めて玉村本店へご挨拶させていただいた次第です。温かくお迎えくださり、ありがとうございました。