点心教室「特別教室 韮まんじゅう/開口笑」
2021.04.27
さて、緊急事態宣言となりましたが、本日の昼間の料理教室は開催。
上級クラスを受講または終了者対象の特別クラスで、韮まんじゅうと開口笑を作りました。
韮まんじゅうは、点心の中でも最難関です。なぜなら点心と一番難しいといわれる浮き粉の皮を小籠包包みするからです。今回は浮き粉の皮に薄力粉も混ぜて、少し扱いやすくしましたが、相変わらず当店のスタッフからは包みにくい、と言われてます。
餡だけでなく、むきえびも一尾加えるので、パンパンで皮が破れてしまいそうなくらい。
それでも、上級クラスの方々なので、皆、涼しい顔で上手に包んでしまい、さすがだなーと感心しきりです。初めてでこのクラスに参加したいというお申込出もあるのですが、やはりある程度経験をしてないと韮まんじゅうは難しいと思います。
今日は皆さん、16か、17個ぐらいできたかな。試食分については、フライパンでの蒸し焼きもやってもらいました。おいしさひとしおでしたね!
そして、もう一つ、ドキドキのメニューが、デザートの開口笑。中華ドーナッツです。これが、口をあけて笑っている姿となるように、生地をぱっくり割るのが難しい。低温でじっくり揚げないといけません。
揚げ油に、湯温計を差し込み、油の中で、ぶくぶくしている生地を、息を飲んで見つめます。開口笑、なのに、笑えない、真剣ですから。ここ数日で100個以上試作して、色々失敗も経て(笑)。
生地がくるくる自転して、浮き上がってきて、パカっと割れていく様はなんともいえません。わーって、歓声があがります。
サーターアンダギーに似ているようで、生地を作る工程はまったく逆なだけで、味わいが違います。あちらは重いですが、開口笑は非常に軽くライトな仕上がり。今日はジャスミン茶で召し上がっていただきました。
さっそく、点心教室のライングループにもすぐ写真をあげました。生徒さんがグループを作ってくださって現在勧誘中です。色々と質問をうけたり、作った点心の報告があったり、かびの生えた老麺の写真まであげてくれる生徒さんまでいます。
まだ入っていない生徒さんはご連絡くださいね!