ビールの適温

ビールの適温はどれくらいか、と言うとなかなか定義しづらいと思います。ビールはワイン同様に香りを最大限楽しむものですので、キンキンに冷やしてしまうと、せっかくのクラフトビールが何だかよくわからないものになります。

適温を大ざっぱに言ってしまえば、ピルスナーなどの日本人おなじみのラガービールで4℃~9℃、エールビールは9℃~13℃位が適正かもしれません。

低温の下面発酵=ラガー、高温の上面発酵=エール、となれば、適正温度は発酵温度と関係するのかなと思います。

とは言ってもビールのスタイルは多種あり、特にエールになると一概には言いにくいです。英国人は常温でエールを飲むともいいますが。

スタウトのようなちょっとモルティな黒ビールだと、温度が上がっていくにつれ、香りや舌触りが変わっていくのがよくわかり、甘みもいい感じでワインのように楽しめます。

なので最初から適温ではなく、冷たい状態から温席上昇を楽しむのがソフィストケートされた大人の飲み方…なーんて、このクソ暑いのに、んなこと言ってらんないですね!

ここくらふとでは夏になるとビールサーバーの温度を4℃位に設定します。といってもビールが4℃になるわけではありません

外気温に影響されやすいこの季節はふだんよりサーバーの温度を2~3℃下げるのです。体感的には冬場と変わらないとは思います。

ゆっくり温度変化を楽しむためにも、ゴクゴク飲むな!と言っても、喉ごしを楽しむのも日本人の大切な楽しみ方なのです。

ですので、最初の一杯はラガーをおすすめします。今ならプレミアムモルツやアウトサイダーのラガーがあります。ぜひパイントで、ゴクゴク、プハー・・・、を。

その後はお好きなエールをじっくりと。

といいながら、個人的にはコエドまり花のようなちょっとラガ一感あるビールもゴクゴク、ベルジアンホワイトのような苦みのないビールも大ジョッキでサーッと飲みたくなりますので、人それぞれの楽しみ方があると思います。